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股関節の痛み。運動が好きでも運動不足が原因
メンタルと痛みの専門院
メンタルボディケア吉祥寺の中尾です。
いつもブログを読んでくださってありがとうございます。
本日のテーマは、股関節の痛み。運動が好きでも運動不足が原因 です。
50代半ばの女性、右の股関節の痛みを訴えてご来院。
痛みの部位はこちら。
右の股関節(上前腸骨棘)の痛みと腰痛です。
特に前かがみの姿勢が右股関節の前面部が痛むということでした。
10年以上、週3回ペースでジムで運動している方ですので、
運動不足は考えにくいと思われがちです。
しかし、検査してみると、実際には骨盤の運動不足から股関節に影響していました。
患者さんはジムでスタジオレッスン、筋トレ、ヨガ、ゴルフと運動が大好きです。
ただ、お話しをよくお聞きしていると、
運動は好きでも、ジム以外の日常ではほとんど歩いていません。
日常の活動量が少なすぎるようでした。
「骨盤の関節は運動不足」になっています。
ジムで体を動かしているつもりでも実は骨盤の関節は動いていませんでした。
自宅では座った状態が長く、骨盤の関節がロック(固まる)していました。
関節がロックしたまま開脚スクワット(筋トレ)するので、
股関節に痛みが出てくるのです。
痛みの発症を構造的観点から簡単に言うなら、
動く・・・プラス
安静・・・マイナス
これで、マイナスが増えるとやがて痛くなります。
プラスが増えると発症せず健康的です。
もっと、具体的に言うなら、
安静・・・『マイナス+ストレス』
このストレスセットが増えたら慢性症状になり、
放っておいてもなかなか改善が困難になります。
本日の患者さんの場合のマインドは、
自他ともに認めるポジティブシンキングで細かいことは一切気にならない性格の方です。
このような方は、圧倒的に快復が早いです。
特に心身条件反射療法も必要なく、
アクティベータ療法で様子をみることに。
「施術+エクササイズですぐ改善できますよ」とお伝え、
予想通り2回の施術でほぼ改善。(痛みレベルvas4/10⇒1/10)
症状が改善出来たら、痛みの発症メカニズム知って、
自宅で出来る再発予防エクササイズを覚えて頂いたら終了です。
性格というのは個性で、良い悪いというのはありませんが、
自分で自分を苦しくして、健康に影響するマインドではいけません。
反対に「ポジティブで細かいことは気にならない性格」
というのが圧倒的に健康的なのですが、
まれに少々の痛みは気にせずアクティブに行動するので、悪化する場合もあります。
足首を捻挫して痛めても、気にせずスキーして悪化するようなことです。
このように書くと、ネガティブで細かい性格に方は、
痛みがあると不安になって必ず行動しなくなります。
『まれに』と言っていても、
自分はそこに当てはまると思い込み「行動」しないのです。
それは、「行動したくない」から無意識的に「行動したくない理由」を選ぶのです。
「行動」して悪化する人より、
「行動」しないから治らなくなっている方が圧倒的に多いです。
9割位の患者さんは「行動」しなくて治らなくてご来院されています。
本日の患者さんのマインドは1割にあたる、
少々のことは気にせず、行動される方でした。
『無理すると悪化するに違いない』と思っていると、
不思議と本当に悪化する体になってしまうのです。
脳がそのように構築するのです。
そしてそれが数ヶ月も何年も続いて慢性化してしまいます。
一生治らないと思う方も多いですが、
ご自身の無意識がそうさせているだけなのです。
慢性の症状でお悩みの方は、
「行動」することが怖くなっていませんか?
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