「休日の寝だめが病気のリスクを高める。」の記事

メンタルと痛みの専門院
メンタルボディケア吉祥寺の中尾です。

いつもブログを読んでくださってありがとうございます。

本日のテーマは、休日の寝だめが病気のリスクを高める　です。

休日に寝だめをすると、心臓病や2型糖尿病にかかるリスクが
高まるのだそうです。

アメリカのピッツバーグ大学の研究によると、休日の睡眠時間が
平日より長い人ほど、コレステロール値や血糖値が高いという結果が
出たそうです。

土日祝日などゆっくり寝られる時に普段より多めに寝たいと思うのが
人間の心理ですが、病気のリスクが高まるとは驚きですね。

あなたは普段から充分な睡眠をとっていますか？

でも、『睡眠時間』より、『睡眠質』の方が重要です。
目安は個々の感覚によりますが、
私はぐっすり眠れて日中眠くなければ4時間以下でも充分だと思います。

世の中には短眠で健康的なご長寿はたくさんいらっしゃいますからね。

健康的な短眠は推奨しますが、むやみに短眠にするのは身体の負担が大きいのでお気を付け下さい。

脳科学的にみると充分な睡眠をとらないということは
脳の機能を低下させる以外の何ものでもないのです。

マウスの実験でも、72時間寝ていないマウスの海馬の
ニューロンは可塑性という脳の特徴がほぼなくなります。

また海馬の働きも著しく低下し、電気的な活動も減るといいます。

人間はマウスに比べ、必要な睡眠時間も、不眠が脳に及ぼす影響の度合いも
異なりますが、共に不眠により脳の活動が急低下することに変わりはありません。

人間は一晩寝ていないだけで、簡単な足し算も、引き算もできなくなります。

毎日あなたに合った充分な睡眠をとり、
脳の働きを維持させたいものですね。

それでは今日も、充実した1日をお過ごしください！