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本当に椎間板ヘルニアの痛みですか?
メンタルと痛みの専門院
メンタルボディケア吉祥寺の中尾です。
いつもブログを読んでくださってありがとうございます。
本日のテーマは、本当に椎間板ヘルニアの痛みですか?です。
16歳男性、腰痛で大好きなサッカーが出来なくなり、
整形外科に4ヶ月以上通っても改善傾向がないので当院へ。
病院ではMRI、CTスキャン、レントゲンで椎間板ヘルニアと診断される。
しかしながら、下肢への神経症状は一切なく、
ヘルニアの症状とは関係のない「右仙腸関節」という別の部位の痛みを訴えている。
私の見解では痛みの原因が椎間板ヘルニアによるものではないのだが、
実際にはMRIでヘルニアの診断がついている。
こういった場合、患者さんからするとややこしいが、
「この痛みはヘルニアが原因ではありませんよ」ご理解いただくように説明します。
患者さん自身がヘルニアが原因と思い込んでしまっては改善が困難になるからです。
さらに不安で装着するコルセットは逆効果になるので、しないことをお勧めしています。
現在2回の施術で順調に痛みが軽減しているので、
今度はボールを蹴っても痛くないように、
蹴る動作を慣れさせていきます。
サッカーで腰痛が悪化した経験があるからと言って安静にしていては、いつまでたっても復帰できません。
施術と行動(蹴る動作)を繰り返すことによって、強い腰を作り上げていきます。
こちらの学生さん以外でも椎間板ヘルニアと診断されて腰痛で苦しんでいる方はとても多いです。
しかしそれは、本当にヘルニアによる痛みなのでしょうか?
当院では、手術が必要と診断された椎間板ヘルニアの方も、
普通に通って頂ければ90%以上は改善していきます。
それは、椎間板(髄核)が突出して神経を圧迫していても痛みとは連動していないからです。
仮に神経を万力でギュッと圧迫したら、痛みやしびれではなく、神経が遮断されて「無感覚」になります。
いわゆる麻痺です。
でも椎間板ヘルニアと診断された多くの患者さんは「痛み」を訴えてきます。
実は、椎間板ヘルニアと痛みのメカニズムというのは科学的に立証されていないのです。
だから、椎間板ヘルニアと診断された腰痛が当院で改善したあとに、
もう一度MRIで検査してもヘルニアが無くなっている訳ではありません。
痛みが改善されても髄核は飛び出たままなのです。
腰痛が改善されて、全身の神経伝達が良ければ全力でスポーツは出来ます。
因みに飛び出た髄核は数年にわたり元の状態に戻っていきます。
改善率というのは、施術だけのことではなく、
患者さんのマインドに大きく左右されます。
腰痛も思い込みで良くも悪くもなります。
「椎間板ヘルニアと痛みは関係ない」と知っておいた方が早く良くなりますよ。
インフォメーション
※電話では、「はい、メンタルボディケア吉祥寺です」と出ますので、「ホームページを見て予約したいのですが」とお伝えください。
※スケジュールは、セミナーその他の理由で変更する場合があります。
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-10-12-3F 吉祥寺駅北口徒歩3分
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中道通りに入り30メールの雑貨屋『B-company』を右へ。すぐ左の1階に雑貨屋「カーニバル」があるビルの3階が当院です。