「いつ痛くなるか分からない」の記事

メンタルと痛みの専門院
メンタルボディケア吉祥寺の中尾です。

いつもブログを読んでくださってありがとうございます。

本日のテーマは、いつ痛くなるか分からないです。

４ヶ月以上続いている慢性腰痛を持った５０代女性。
痛みのため生活の活動制限があってお困りのご様子でした。

数回通院して頂いて、大分楽なられて長く歩くことも可能になり、
気持ち的にも前向きになられていました。

私も明るい表情になられて逆に元気をいただけました。

初診時は「いつ痛くなるか分からない」とのことでした。

痛みの根本的な解決を目指すときに、「どんな時に痛くなるのか」という情報が大きなヒントになります。

ご本人も気づいていない場合、
私からも細かくカウンセリングして痛くなる条件を探ります。

その条件が見えてきたら、原因と施術方針と予防ができるためすっきり完治することが可能になるのです。

それが、「いつ痛くなるか分からない」となると「ノーヒント」で施術することになります。
(たまにこのような方もご来院されます)

例え施術で症状が改善したとしても、原因と予防があいまいなので、再発する可能性が高いですし、それがなぜ再発したのかも分からなくなります。

こういった場合の原因は、やはりストレス性腰痛が有力なのですが、
通常ストレス性の症状にも痛くなる条件は一貫しているものです。

患者さん自身もストレス性腰痛と考えてご来院されましたので、
心身条件反射療法のご理解もしていただけて早速検査施術。

条件が分からない状態でも、このまま継続施術していくと徐々に痛みの条件が一貫してきます。

いつどとなく突然痛くなる腰痛とお尻の痛み　→　朝歩くときに痛む
というように条件が絞れてきました。

他の条件では痛みが無くなってきているのです。

生体反応検査で朝、歩くときの痛みのイメージで陽性反応。

ストレスも根深い原因がありました。

根本原因に気づきを得ることができれば、あとは行動あるのみです。

行動することで、痛みの恐怖から解放されていきます。

言うのは簡単ですが、その行動は患者さん視点でのハードルは高いものがあります。

コツは素直に少しづつ行動することです。

偏った考えで行動しない理由を探していては、本当に痛みで動けない体になってしまいますよ

Step by step！